鳳煌書道会(鳳煌会)とは

鳳煌会

書家の 松里鳳煌(MATSUZATO hoko)が主宰する書道会です。古典に立脚し、人生の縁になりうる書の普及を標榜しております。「自立の書」コースでは、世界的に活躍された書家の野尻泰煌先生(2019年没)の指導方法を純粋に体現します。野尻泰煌先生が創設した泰永会(taiei-kai)にも所属しております。

松里鳳煌

7歳で亀井鳳月先生(2011年没)の下で書を始め掃雲会にて1995年に師範資格を取得。師の推挙により泰永会に転籍し野尻泰煌を師を仰ぐ。2000年に泰永会でも師範資格を取得。2004年に野尻泰煌先生に促され「書道鳳煌会(鳳煌書道会)」を開塾しました。

世界的な古典書家であり藝術家でもある野尻泰煌先生の下で23年、第七回泰永書展から第三十一回展(現在)まで全て出展。2017年ハンガリー展、2018年チェコ展、バングラデシュ展、2019年オーストリア展へ出展し、博物館へ寄贈される。オーストリア展では墺日友好賞を受賞。

指導目標

主たる目標は古典書作家として自立を目指す「古典に立脚した個我の発露」です。「実用の書」を希望される方もご指導させていただきます。また、書の体験コースを望む方へは「体験の書」へどうぞ。書は堅苦しく感じるかもしれませんが、思うところは「生涯のパートナーとなりうる書」を目指しております。

基本情報


  • 稽古場:東京都杉並区
  • 最寄駅:JR西荻窪南口徒歩8分~10分
  • お問い合わせ:メニューのお問い合わせフォームにて。
  • 稽古日:(応相談)
  • 時間:14時~19時

お稽古代


子供部(小学生まで)

  • コース:体験の書
  • 稽古回数:自由(最大12回迄1年以内)
  • 入会金: 1,000円(初回のみ)
  • 年会費:0円(毎年)
  • 受講料:1回: 1,000円/12回一括:10,000円
  • 場所:稽古場、インターネットのいずれかで実施
  • インターネット:LINE、facebook、Viber、Skype、ZOOM、Meet、Teams
  • コース:入門の書
  • 稽古回数:月1~2回迄
  • 入会金: 0円
  • 年会費:1,000円(毎年)
  • 月謝: 4,000円(毎月)
  • 場所:稽古場で実施

学生部(中学生から高校生)

  • コース:体験の書
  • 稽古回数:自由(最大12回迄1年以内)
  • 入会金: 1,000円(初回のみ)
  • 年会費:0円(毎年)
  • 受講料:1回: 1,000円/12回払い:10,000円
  • 場所:稽古場、インターネットのいずれかで可能
  • インターネット:LINE、facebook、Viber、Skype、ZOOM、Meet、Teams
  • コース:日常の書・自立の書
  • 稽古回数:月1回
  • 入会金 :  0円
  • 年会費: 3,000円(毎年)
  • 月謝: 5,000円(毎月)
  • 場所:稽古場で実施

一般部(18歳以上)

  • コース:体験の書
  • 稽古回数:自由(最大12回迄1年以内)
  • 入会金: 1,000円(初回のみ)
  • 年会費:0円(毎年)
  • 受講料:1回: 2,000円/12回一括:20,000円
  • 場所:稽古場、インターネットのいずれかで実施
  • インターネット:LINE、facebook、Viber、Skype、ZOOM、Meet、Teams
  • コース:日常の書・実用の書
  • 稽古回数:月1回
  • 入会金 :  0円
  • 年会費: 3,000円(毎年)
  • 月謝: 5,000円(毎月)
  • 場所:稽古場で実施
  • コース:自立の書
  • 稽古回数:月1~2回迄
  • 入会金 :  0円
  • 年会費: 3,000円(毎年)
  • 月謝: 8,000円(毎月)
  • 場所:稽古場で実施

※お車でのご来場:事前にご連絡いただければ、いずれのコースでも1台まで稽古場前に駐車出来ます。

通信部(全年齢)

稽古場に来ないでマン・ツー・マンで実施。次の方法で受講。郵送電子メール公式サイトに専用ページを設置アプリを利用。お弟子さんの環境に応じて、何れか1の方法にて対応いたします。詳細は[遠距離稽古、インターネット稽古について]を御覧ください。

  • コース:自立の書・日常の書・実用の書
  • 稽古回数:月1回
  • 入会金 : 1,000円(初回のみ)
  • 年会費: 3,000円(毎年)
  • 月謝: 6,000円(毎月)
  • 場所:インターネットを利用、もしくは郵送
  • インターネット:e-mail、LINE、facebook、Viber、Skype、ZOOM、Meet、Teams

コースについて


体験の書

1時間程度1回毎の体験になります。お気軽にお訪ね下さい。用途としては、鳳煌会の指導について知りたい方、コースの指導を体験してみたい方、「書」の話題について話をしたい方、「書」について参考意見を求める方等。次も希望する場合はお帰りの際にお申し出下さい。

Photo by 写真AC

入門の書

小学生迄は「初歩の書」となります。筆に馴染みながら将来的にどの道へも対応できるような柔軟な指導になります。基本的に筆に如何に親しむか、手に馴染ませることが主軸になります。

幼少期に「書」を習うことは寺子屋時代より優れた学習法でした。

作品の良し悪しによって書展への出展も可能です。ある意味では最も楽しい時期でもあります。独自の段位性も設け子供の活力を刺激します。

実用の書

実用をテーマにしたコースです。誰しも役立つ「自分の名前を小筆で書く」ことを学びます。古典の学書を根本的に省き筆に馴染むことから始めます。

古典を背景にしていないこと、用筆法も一部無視するので、当会では「書道」とは分けて考えております。書展への出展は出来ません。

Photo by 写真AC

日常の書

古典に馴染む初歩のコースです。このコースでは師範資格は得られませんが、古典を学びながら最も楽しいコースかもしれません。このコースでは手本を提供することがあります。日常の中で書に親しむことを中心に据え、半紙を主体とします。最大で半切サイズ迄学書します。

自作を気軽に自宅へ飾ったり、親しい友人に自身の書を差し上げることも可能でしょう。希望すれば書展の出展も可能です。基本に終始するコースです。「自立の書」へコースを変更することが可能です。その場合、最初から「自立の書」で始まるより時間を要します。

Photo by 写真AC

自立の書

書における自立、古典に立脚した個我の発露を目指します。唯一、師範資格が得られるコースです。先師野尻泰煌先生が考えた正反合による指導法を主軸に鍛錬を続けます。

「実用の書」は前提にしてません。導入部は「日常の書」と概ね同じですが、コチラでは手本を書きません。また成長度合いにより用紙サイズも大きいサイズも書いていただきます。基本的に「書展へ出展する」ことを前提とします。10年以上続ける心づもりでいて下さい。

留意事項


泰永会への同時参加

「日常の書」「自立の書」を選択の方は、お申し出が無い限り上部組織である泰永会へも同時所属となります。年会費は「泰永会」に納入されます。メリットとしては、

  1. 泰永会が主催する年一度の発表の場である書道展「泰永書展」への出展資格を得られる。
  2. 泰永書展のフライヤーと案内ハガキも配布。
  3. 泰永書展の作品集を会員価格で購入出来る。
  4. 泰永会が主催する不定期の会合に参加出来る。
  5. 運営する会員専用サイト「泰永会メンバーズ」の利用が可能になる。
  6. 泰永会専売の「泰煌筆」が購入出来る。

以上が挙げられます。泰永会への所属を希望しない場合はお申し出下さい。

鳳煌会で出来ること

鳳煌会のお弟子さんが出来ることを挙げておきます。

  1. 当サイトの弟子専用フォーラム「鳳煌会の広場」に参加出来ます。(「体験の書」を除く全コース)
  2. 松里鳳煌が研究した古典を元に稽古が出来る。(「日常の書」「自立の書」)
  3. 2020年のCOVID-19のように個人が回避不能な不測の自体が発生した際に一般会員がネット稽古会員に近い稽古を受けられる。
  4. 松里鳳煌が主宰する 学藝理論会議 皐月会 への参加資格を得られる。
  5. 当サイトに作品が展示される。(「日常の書」「自立の書」)

書:野尻泰煌