経験者:筆を毎日洗うには

シリーズ「書の周辺部」です。書に纏わる周辺部の話が出来ればと存じます。カテゴリ「書の周辺部」で纏めてありますのでご興味がありましたら御覧ください。

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万人向け:書のメリットって?No2

書の価値

日本人が「書」を受け継ぎ続けた理由は複合的にあると考えます。その中心は 実利、実益、価値だと思います。しかしそれらは令和になりほぼ失われたと私は考えてます。メリットを詳しく知る前に過去を振り返りたいと思います。今回は昭和です。

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万人向け:書のメリットって?No1

はじめに

文章を通し、「書」に少しでも親しんでいただければと思い、今後幾ばくかでも書いていこうと思います。ご興味がありましたらご一読いただけると幸いです。 “万人向け:書のメリットって?No1” の続きを読む

半紙のブックカバー

本屋さんが町から消え、図書館を再び利用するようになった私です。気に入った本やまた読みたい本をネットで購入。実用書系なら電子本に。本屋さんと同時に減ったのは「ブックカバー」も。新刊であれ古本であれついてませんのでね。かといって本革ブックカバー等はサイズが微妙にマッチしないことも少なくなく個人的にはあの余り加減が妙に気になる。あ~懐かしや本屋のブックカバー。

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道具の誤解

書道あるあるに該当する内容です。
長いこと気にも止めていませんでした。
よくあると聞きます。

例えば、ある先生が「あ」という筆をもっていた。
「欲しいなぁ」
と馴染みのお店に行き、

「”あ”という筆ありませんか?」
と尋ねます。すると店員は
「は?」
といった、困った顔をしてます。
これは買う側が前提条件を知らないことでしばしば発生することです。

書道用具は実は卸先店舗で名前が変わります。中身は同じです。
”A”という店舗では”あ”という筆が、”B”という店舗では”い”に変わっています。
なので当然お店のスタッフは「ありません」となります。
筆にかぎらず、紙等も卸先によって名前が変わります。

なので、

・どの店で、
・なんという商品名の
・なんなのか

この3点は最低限おさえる必要があるでしょう。
間違わない為に、価格も知っておいたらベストですね。
尚、その情報をもって馴染みの店に行っても無駄です。
該当するお店に行きましょう。
何故なら、どの店の何が自分の商品に該当するかお店の方はご存じないからです。

ちなみに私は、
上野駅にある劫榮麓(こうえいろく)を馴染みにしております。
送料はかかりますが発送にも対応してくれ、
紙は重いので発送で、筆類は直接買いに伺います。
大至急の際は、新宿の某店で買いますが・・社長すんませんw

書道展の表具もここにお願いしております。
毎回、書道展のチラシやポストカード、ポスター等を置かせてもらっております。
だいたい開催一ヶ月前にお伺いし、置いていきます。
今まさに置いてあると思いますよ。
このお店には可愛い店員さんもいます。いや、ほんと。