シリーズ「書の周辺部」です。書に纏わる周辺部の話が出来ればと存じます。カテゴリ「書の周辺部」で纏めてありますのでご興味がありましたら御覧ください。
タグ: 私が使用している道具
活動:書の練成会に参加
2018.5.27su 9:00~17:00 練成会
南浦和の鵞毛堂さん。
電車では旅気分を味わいながら、駅からはスマホのGPSと首っぴき。長閑な景色の中を30分ほど懐かしく歩く。軽くタイムスリップな気分。それほど雰囲気が全く違う。外は初夏の陽気で風が心地いい。息苦しくならないよう遅々として歩む。普通なら15分ぐらいで着くよう。 “活動:書の練成会に参加” の続きを読む
筆をおろす2
私のやり方を書いておきます。
筆は購入時、糊で固められております。
それを溶かすのが「筆おろし」ということです。
糊で固めるのは、保存、毛を痛めない、筆をまとめる等、実用的な意味があります。
当然使う際には必要がないので溶かす必要が出てきます。
1.500ccのペットボトルを用意する。
2.毛先がうまる程度の水を入れる。
2度やるのは糊を完全にとるためですが、
面倒な方は1度目の水を捨てた後、新しい水の中で筆を泳がせて使っても構わないでしょう。
私が使用している道具
今後、私が使用している道具 についても触れていきたいと思います。
コレクションはしていませんし、
良い道具が一切ないので、その点での見るべきものはありません。(笑)
本来道具はプロにとって企業秘密のようなものです。
書家に「どのような筆で?」とか「墨は?」「紙は?」と聞いてもすんなり返事はないでしょう。
それは、
プロであれば、道具をみただけでその人の技術や、嗜好、方向性が赤裸々に語られてしまうためです。
師匠も「筆をみただけで技量から何から全てわかる」と常々語っておりました。
私のような次元では尚更見せるべきではないのでしょう。
恥さらしですから。(笑)
それでも公開する理由は、
具体性がないと伝わらないことも多いと思うためです。
また、隠すほどの腕でもないので構わないかなと。(笑)
恥ずかしながらおいおい公開してまいります。